04年「初日の出」物語　　　　　　　　2004.1.6　Ｈ.Y 記　　

04年度日の出ショ−	甘酒で暖をとる	山頂からの眺め

ここ数年恒例にもなっている「初日の出ハイキング」に行ってきた。手近でその名も「日の出山」。 昨年計画し雨で流れたが、今年は絶好の天気であった。前日までは全国的に曇りとの予報であったが当日になり一転したのだ。

　メンバーは（Ｍ.ＫA/B・Ｉ.ＮA/B・Ｔ.Ｉ・Ｎ.Ｎ・Ｓ.Ｉ・Hide）の８人で元旦早朝4時、Ｍ.Ｋ氏宅に集合、氏のＲＶ車に乗り換え最短距離の梅野木峠に向かう。 ２０分足らずで峠に到着、余り広くない路端には既に５、６台の車が駐車してあり、 あとからも数台の車が次々と登ってきた。（注意・この林道は峠にゲートがあり、通り抜け出来ません）
　俺たちも暗い中で身支度し、出発、このコースは昨年計画時に下見をしたと言うＳ.Ｉ氏の先導で電波塔からやや広めの砂利道を進む、どうやら新しい林道工事中らしい。やがて砂利道の終点で登山道に入ると登りがだんだんきつくなる、ヘッドライトを頼りに足元に注意しながら上を目指す。今回女性2人の参加で結構にぎやかで退屈はしなかった。一時間半もしないで山頂到着、すでに大勢のご来光拝観者でシートを敷くスペースなど無かった。奥多摩ガイドを務めるＭ.Ｋ氏が良い場所を知っていて案内してもらう。テントが数張りあってどうやら徹夜組みもいるようだ。テント周りにガス、なべ、酒容器などが無造作に置かれていた。
　すぐさまシートを敷き（丸くはなれないが）一列ゆったり良い場所が確保できた。もう東の空はほんのり赤味を帯びていた。果たしてここから太陽が出るのが見えるのか？多少心配であった。日の出時間は６時５０分、ご来光までまだ３０分は待つようだ。

例によってマタタビ式宴会準備が始まった、納豆鍋、キムチ鍋、干物のまる焼き、甘酒等々メニューは数十種類で又太ると大笑い。宴会準備が出来たころ東の空は一段と明るさを増していよいよご来光である。

　まだ薄暗い東方のこんもり森のように見える向こうから太陽は昇ってきた。奇麗だ、真っ赤だ、美しい、おもわずバンザ〜イを言ってしまった。Ｍ.Ｋ氏の案内場所に間違いは無かった。こんな美しいご来光は久しぶりだ、シャターを切る音があちこちから聞こえる中、我もカメラを昇り来る太陽に向けた。この「日の出ショー」も数分で終わり宴会に戻る。

大きな声では言えないが・・でも言っちゃおう・・お酒がたっぷりでイカ酒ならぬヒレ酒も登場、女性二人のにぎやかさも加えて楽しい一時であった。延々２時間、この美しい空の下で、美しいご来光を拝み、おいしい酒を喰らって、2004年の「幸先よいスタート」とも言える。山頂で記念撮影の後Ｉ.ＮA/Bは御岳神社に向かい、他のメンバーは車に向けそれぞれ下山していった。　　　膝の痛さも忘れて。。。